横目に入る白んだ息に、冬の訪れを感じる。今年、槇原敬之の『冬がはじまるよ』を初めてかけたのはいつだろう。季節感のある音楽をかけるタイミングにセンスが現れる気がしている。地方のスーパーで聴く少し前の...

コク（愛犬）を飼い始めて3年が経つ。今までの生活が激変した。ずっとアパレル小売に従事してるから、朝も夜も遅いサイクルだったけれど早いサイクルになり、自分の生活リズムも良くなったように感じる。犬は本能...

実家をでて名古屋にきて20年。ひょんな流れで実家とお別れすることがバタバタっと決まり、最後くらいゆっくり帰っておきたいと思い、故郷の青森へ。1歳4ヶ月の子供を連れて2人での帰省。これだけで感慨深い。終わ...

『雲のうえ』という北九州市が発行している情報誌をご存知だろうか。第一号の発行が2006年だからもう17年も続いている伝説的な地域情報誌である。当時、会社勤めだった僕は、なんて面白い冊子があるんだと衝撃に...

八女（やめ）という福岡の県南、熊本と大分の県境に位置する山間部に暮らしています。周りの人々は、主に農業や林業を営まれています。そんな山間部の暮らしの話。「みかんある？」「ないです。じゃあ少しいただ...

まーちゃんのこと。まーちゃんは絵の先生。藝大を出て“散歩と芸術”を軸に画家活動をしながら時折大学などで教えており、かつて私が勤めていた美術の学校で知り合った。年齢不詳な長髪と髭面、ずれた大きなメガネ...

この夏、茅ヶ崎に暮らし始めた従姉妹に会いに行ってきた。長女と同い年の従姉妹は、身長や体格がなんだか似ていて、双子のように見える瞬間がよくあって、とっても仲がいい。この日が楽しみすぎて、家でよくカウ...

ボンジア！地球の裏側からこんにちは。ブラジルにコーヒーの勉強に来てます。 しばらく地元にこもっていた日々から刺激を求めて、24時間フライトタイム。遠ければ遠いほど文化や人も変わるもの。英語は伝わ...

  本格的な夏を迎えると毎年見たくなる映画の一つにエドワード・ヤン監督の「A One and a Two 邦題:ヤンヤン 夏の想い出」（2000年）がある。  原題の「A One and a Two 」というのは「1＋2くらい、シ...

あるようであってないが見えた頃雲は木の実のように飛んでゆきました半世紀が過ぎてないようであってあるが見えた今雲も溶ろけるような星になりましたハンディー扇風機と扇子の風の違い景色と趣のマッチングある...